研究室の整理をはじめた。人がいない短大は、大変リラックスする。
しかし、課題のないのは、つらい。第三者評価を控えているが、自分の研究テーマ探しの夏である。
今年の有り様が、今後5年、10年の自分を決めるような気がする。しかし、いつまでたってもかわらぬ自分も見えてくる。
部屋を整理していると、7月に生涯学習センターでおこなわれたS先生の講演メモが出てきた。
S先生は冒頭
「世界に目を向ければ足元が見えてくる」
「関心、感動の先に夢がある」
「社会で”先生”と呼ばれる人は夢を売る商売である」
「”夢”を語れないと先生とはいえない」
「先生は外が見えないと夢は語れない」
外を見ないから足元が見えずそして夢を語れない、先生といえない。
自分にこの言葉が飛び込んできた。
卒業生をその講演にS先生が呼び出した。
卒業生が出てきたとき、拍手があったが、
「拍手をもらうと勇気が出るのです。
している方は、たいしたことないけど、されるほうは、ものすごくうれしい。」
タイのボランティア活動に参加した卒業生に語らせながら、S先生は、
「行った子といかない子の差がなければ行ったことにならない。」
「行ったことが変える。プライド、誇り、思いやり。」
「行ったことに意味がある。」
講演の進め方といい、冒頭の言葉といい、大変すばらしい講演でした。
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